江戸時代から300年、変わらないこと【#01】
2019/08/23 12:30
2019/09/27 12:12
名言・格言は、私たちに人生の深みや新しい扉を開かせるだけでなく、ビジネス英語の学習や勉強をすることもできる最高の教材です。文法の解説を確認するとともに、名言・格言を音読をすることで、独学でも十分に英語力を上達させることができます。いますぐビジネスで使えるシーンでの例文も合わせて紹介します。
Koji Masaoka
東京大学理工学部卒。卒業後は大手企業の北米拠点で活動。 情報応用学、統計学まで幅広いジャンルのグローバル業務経験をもつ。
趣味:散歩・テニス。
〜あなたがなっていたであろう人になるのに、遅すぎることはない。〜
George Eliot (ジョージ・エリオット)
「私がイメージしていた〇歳の私はこんな風じゃなかった。」と思うことがあるかもしれません。
「あのときこうしていれば今頃…。」と後悔することもあるかもしれません。
けれど"it’s never too late"ー「遅すぎることは決してない」のです。
"to be who you might have been "ー「あなたがなっていたかもしれない人になる」のに。
今からでも遅くはない。いつでもスタートできる。いつでもなりたかった自分になれる、行きたかった方向に進むことができるのです。
社会人になって働きながら英語を学習するのはなかなか大変なもの。
「学生のころもっとまじめに勉強していれば…」と思ってしまうこともあります。
英語が話せる、使える人には誰でもなることができます。
あなたが目指し、あこがれる英語が話せる人の姿は、あなたから離れた目標や、別次元の人ではなく、あなたがなっていたかもしれない姿です。
「自分がなっていたかもしれない姿」だと思うと、目標はより自分事に近づきます。
そしてそんな自分になりゆくのに、遅すぎるということも決してないのです。
人はいつでも決めたときから、なりたい自分になっていけるー。
そう心に強く思い、ワクワクした気持ちで英語学習に取り組んでみてください。
itは「それ」という代名詞で前述のものや共通認識のある事柄を指しますが、この場合のitは「仮主語(形式主語)」と呼ばれ、本来の主語は「to~」のto不定詞部分になります。
英語は主語が長すぎるのを嫌うため、"To be who you might have been"を通常の主語の位置に置く代わりに、itを置いているのです。
したがって“it ~ to・・・”という形を見かけたら、・「…するのは~だ(った)」という意味になります。
①It's very important for us to have a meeting with you.
意味:私たちにとってあなたたちと会議をすることはとても重要です。
to不定詞の前にfor~をつけると、「~が…するとき」とto不定詞の動詞の主語を表現することができます。
一般的な事項を述べるときには必要ありませんが、明示する必要があるときはfor~を一緒に使ってください。
②It doesn't matter for us to change the date.
意味:日程を変えても我々には問題ありません。
be動詞の例文が多いですが、もちろんこのように一般動詞での文章に使うこともできる構文です。
"It doesn't matter"は「別にいいですよ、気にならないですよ」という意味。
但しmatterは元来「重要である」という意味なので、使用場面や言い方で「そんなのどうでもいい」という意味合いにもとれる表現なのでにっこりとした表情で使ってくださいね。
③Would it be possible to postpone the meeting until Friday afternoon?.
意味:会議を金曜日の午後に延期することは可能でしょうか?
Is it~to・・・と普通の疑問文で尋ねることも可能ですが、would it be possible to・・・というととても丁寧な表現になります。
ビジネスの場面では丁寧な表現をきちんと知っておき使い分けることが大切です。
ビジネスや人生、そして英語学習にも役立つ名言・格言集。今回はいかがでしたか?本コラムでは名言・格言を随時追加していきますので、チェックをよろしくお願いいたします。