江戸時代から300年、変わらないこと【#01】
2019/08/23 12:30
2019/11/22 09:49
名言・格言は、私たちに人生の深みや新しい扉を開かせるだけでなく、ビジネス英語の学習や勉強をすることもできる最高の教材です。文法の解説を確認するとともに、名言・格言を音読をすることで、独学でも十分に英語力を上達させることができます。いますぐビジネスで使えるシーンでの例文も合わせて紹介します。
Koji Masaoka
東京大学理工学部卒。卒業後は大手企業の北米拠点で活動。 情報応用学、統計学まで幅広いジャンルのグローバル業務経験をもつ。
趣味:散歩・テニス。
〜勇気がなければ、他のすべての資質は意味をなさない。〜
Winston Leonard Spencer-Churchill(ウィンストン・レナード・スペンサー=チャーチル)
人の資質にはいろいろなものがあります。
ただ、その資質が他の人々や社会、世界に影響をもつには一歩を踏み出す、何か行動を起こす必要があります。
それには勇気が必要です。
行動を起こす勇気を持てなければ、どんな資質をもっていようともそれは何の意味も持ちません。
言い換えれば、勇気をもつことがあなたの資質を活かす第一歩なのです。
英語の学習を進めてきてある程度の力がついてきたかもしれないと思うとき、ふと英語を使う機会がやってきたとします。
例えば困っている海外の方を見かけたり、思わぬ出張のチャンスが巡ってきたり、会議で大役を任されたり…。
そんなとき
「まだ完璧ではないし…」
「通じなかったらいやだな」
「こんなレベルで…」
そんな思いがよぎるかもしれません。
でも、必要なのは今使える英語を使ってみる勇気です。
語弊があるかもしれませんが、「完璧な英語」なんてありえません。
けれど、もしあなたに使ってみる勇気があれば、あなたの持てるやさしさで困っている誰かを助けられるかもしれません。
あなたの持てる発想力で企画がより面白くなるかもしれないですし、ユーモアで相手を笑顔にできるかもしれません。…そして、もちろんあなたの持てるその英語力で相手と出会い、考えを交換し、関係を築くことができるのです。
全ては勇気をもちやってみることから始まるのです。
without ~は「~なしで」という意味の前置詞です。
一般的な前置詞と同じく後ろに名詞要素が続きます。
All other virtues lose their meaning without courage.という語順でも同義ではありますが、名言のように"Without courage”の部分を先に持ってくることでこの部分を強調し、印象・メッセージ性が強まります。
①We're all, without exception, required to do it.
意味:我々は全員、例外なくそれをする必要があります。
"without exception"は「例外なく、一律に」という意味でよく使われ、覚えていると便利な表現です。
"require"は「必要とする、要求する」という意味の動詞で、受動態で使うことで「~するように求められている=~する必要がある」という意味になっています。
②We completed this plan without any problems.
意味:この企画を問題なく終えました。
withoutは否定の意味をもつ前置詞です。
後ろにanyを伴うとnotと使う時と同様に、"without any~"で「何の~もなく、ひとつの~もなく」という意味になります。
③Without a doubt.
意味:間違いないです。
自分の主張や意見について、自信をもっていう時に使える表現です。
②の例文と同様に"Without any doubt."でも間違いありませんが、a の形で、決まり文句的に使われることが多いです。
Yes, without a doubt.(そうですね。間違いなく。)と相手の言ったことへの強い相槌としても使うことができます。
ビジネスや人生、そして英語学習にも役立つ名言・格言集。今回はいかがでしたか?本コラムでは名言・格言を随時追加していきますので、チェックをよろしくお願いいたします。