江戸時代から300年、変わらないこと【#01】
2019/08/23 12:30
2019/12/06 10:42
名言・格言は、私たちに人生の深みや新しい扉を開かせるだけでなく、ビジネス英語の学習や勉強をすることもできる最高の教材です。文法の解説を確認するとともに、名言・格言を音読をすることで、独学でも十分に英語力を上達させることができます。いますぐビジネスで使えるシーンでの例文も合わせて紹介します。
Koji Masaoka
東京大学理工学部卒。卒業後は大手企業の北米拠点で活動。 情報応用学、統計学まで幅広いジャンルのグローバル業務経験をもつ。
趣味:散歩・テニス。
〜よく為すは、よく語るに勝る。〜
Benjamin Franklin (ベンジャミン・フランクリン)
雄弁な人、口のうまい人というのはいつの世にも、どんな場所にもいるものです。
もちろん語ること自体は何の問題もありませんし、必要な場面もたくさんあります。
しかし、どんな言葉も行動には勝てません。
どんな雄弁も、行動なくしては説得力を持たず、黙ってよく為すことには及ばないのです。
自分は口だけになっていないかを確認させてくれる言葉でもあり、うまく話すことでは及ばないとしても自分の行いに胸を張れるなら自信をもっていいんだと思わせてくれる言葉でもあります。
会議で英語で流暢に話せることはもちろん素敵なことです。
ただ、どんなに会話が流暢でも、それだけではビジネスにおいて信頼関係は気づけません。
例えば、いつも相手に丁寧に接したり、きちんと書類を準備したり、日本語でのビジネスと同様、あなたの行動がビジネスの信頼を作ります。
たとえ言葉がつたなくても懸命に伝えようとしている熱意は伝わります。かっこよく話したり、うまく言ったりすることだけに囚われず、あなた自身の行動に自信をもって大丈夫です。
また、英語学習においても、どんなに文法の知識や英語の重要性を口にしても、着実な行動には勝りません。
今こうしてサイトを読んで上達の術を探っていることも、普段している音読練習も、自分が頑張って行動してきたことひとつひとつを確認して、実践の場に身を置きながら今できることをしっかりと行動として為していってみてください。
”形容詞・副詞+er (than ~)” ”more 形容詞・副詞 +( than~)”で、「(~より)…だ」と2つを比較して言及する比較級を表します。 通常、形容詞や副詞の語尾に-erをつけると比較級になりますが、 原則3音節以上の形容詞や副詞等のように、erをつけるのではなく、more - を前に置いて比較級を作るものもあります。また、不規則変化するものもあり、今回の例文内のbetterはgoodの比較級です。
①Which plan do you think is better?
意味:あなたはどちらの計画のほうがよいと思いますか?
"Which plan is better?"だけで「どちらのプランがよいか?」の意味ですが、do you thinkを入れて間接疑問文にすることで、相手の意見や考えを尋ねることができます。
複数案からひとつを絞っていく会議などで使える表現です。
② Would it be possible to start this project earlier than the current schedule.
意味:今のスケジュールよりもこのプロジェクトの開始を早めることは可能ですか?
"Would it be possible to 動詞~?"は「~することは可能ですか?」と尋ねる丁寧な表現。
earlierはearlyの比較級です。
"current"は「今の、現在の」という意味の形容詞でビジネスの話題では出てくることも多いので抑えておきましょう。
③In fact, the situation is getting worse.
意味:実際のところ、状況は悪くなっていっています。
worse はbadの比較級です。
あまり使いたくない例文ですが、不規則変化の比較級なので、betterと合わせて覚えておくといろいろな場面で活用できます。
"In fact"は「実をいうと/実際のところ」という意味の話出しの表現ですのでこちらも合わせて覚えると使える表現です。
ビジネスや人生、そして英語学習にも役立つ名言・格言集。今回はいかがでしたか?本コラムでは名言・格言を随時追加していきますので、チェックをよろしくお願いいたします。