江戸時代から300年、変わらないこと【#01】
2019/08/23 12:30
2019/08/30 09:12
名言・格言は、私たちに人生の深みや新しい扉を開かせるだけでなく、ビジネス英語の学習や勉強をすることもできる最高の教材です。文法の解説を確認するとともに、名言・格言を音読をすることで、独学でも十分に英語力を上達させることができます。いますぐビジネスで使えるシーンでの例文も合わせて紹介します。
Koji Masaoka
東京大学理工学部卒。卒業後は大手企業の北米拠点で活動。 情報応用学、統計学まで幅広いジャンルのグローバル業務経験をもつ。
趣味:散歩・テニス。
〜顔をいつも太陽のほうに向けよう。影を見る必要はない。〜
Helen Adams Keller(ヘレン・アダムス・ケラー)
物事の足りない部分、よくない部分、暗い部分、影ー人はそういうものに目を向けがちです。
けれど、影に目を落とし続ける必要が本当にあるのでしょうか?
太陽のほうに顔を向けると、自身の落とす影は後ろに落ちて目にはいりません。
見えるのはまぶしくあたたかい光だけ。
そうやって光に目を向けることで、前向きな気持ちで元気に進んでいくことができるのです。
英語学習において、私たちは自分の英語の足りない部分や欠点に目が行きがちです。
「まだまだ語彙が足りない」
「ネイティブのように発音できない」
「ナチュラルスピードは聞き取れない」…
等考えていると、なんだかネガティブな気持ちになります。
もちろんまだ改善できる部分を見つめて高めていくことは悪いことではありません。
但し、欠点や影の部分に囚われてしまうと、当初の想いや情熱が覚めてしまうこともあります。
明るい方を向いて前向きにすすんでいくことは、気持ちをポジティブに、元気にしてくれます。
「前はわからなかった部分が聞き取れた」
「この単語使いこなせるようになったな」
「あの人と臆せず会話ができるようになった」
等、明るい側面を見て進めていくと英語が楽しくなってきます。
そして楽しく学んだことは身に付きやすいです。
欠点や出来ていない部分に目が行きがちなときはこの名言を思い出して、できることやできたことに目を向けて学習を楽しく進めてみてください!
命令文のあとには
但し動詞を先頭に持ってくる命令文は、"Could you~?"や"Do you mind~?"のように相手の意思を確認するものではないため、ビジネスで使う際には場面や相手を選ぶようにしてください。
①Let me check it today, and we can manage to finish it by tomorrow.
意味:今日中に確認させてください、そうしたら明日までに終わらせることができるでしょう。
"Let me do(動詞の原形)”は「私に~させてください」という少し控えめな表現の命令文でビジネスでも使いやすいです。
例えば"Tell me."より"Let me know."のほうが「よければあなたの都合の良い時に知らせてね」というようなニュアンスになります。
②Make all possible haste, or we'll be late for the meeting.
意味:可能な限り急いでください。でないと会議に遅れてしまいます。
"Make all possible haste"は「とにかく急いで!」というときに使う表現。関連してmake haste slowly.(焦りは禁物)という表現もあります。"be late for~"は「~に遅れる」という意味です。
③We must keep this in mind, and we'll make it.
意味:これを心に留めておかないといけませんね。そうすれば、うまく行くでしょう。
"keep in mind"は「覚えておく、心に留める」の意味。"命令文でなく must(~しなければならない) やhad better(~すべきだ)の文にand, orを続ける場合も同様の意味になります。mustもhad betterも強い表現なので、取引先の相手などには使わず身内での会話に留めてください。
ビジネスや人生、そして英語学習にも役立つ名言・格言集。今回はいかがでしたか?本コラムでは名言・格言を随時追加していきますので、チェックをよろしくお願いいたします。